野村弘樹氏「ボール球も多い、制球も定まらない」ヤクルト・サイスニード、5回持たず降板


● ヤクルト 1 - 9 阪神 ○
<20回戦・神宮>

 6日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト-阪神』で解説を務めた野村弘樹氏が、ヤクルト先発・サイスニードについて言及した。

 サイスニードは初回森下翔太に適時打を浴びると、2回には近本光司に適時打を打たれ失点。野村氏は、サイスニードが1-2の3回は二死二塁から佐藤輝明に死球を与えてしまったあと、「制球も上がってきそうもない、修正できそうもない感じですね、今日のサイスニードは。これが今年のサイスニードかなと私は見ていますけど。ボール球も多い、制球も定まらないという中で苦しんでいるなと。今日に限らず、今年のサイスニードはこういうピッチングですよね」と指摘。

 なかなかエンジンがかかってこないサイスニードは1-2の5回に先頭の中野拓夢、森下に連打で二、三塁とピンチを招くと、大山悠輔の打席中に暴投で三塁走者の生還を許す。さらに、大山にもレフト線の適時二塁打を打たれ、サイスニードはここで降板となった。

 野村氏はサイスニードの降板後、「4回まで粘って、この回一気にタイガース打線が捉え始めた。森下のアンラッキーな当たりがあったりしながらも、ツキも含めてですけど、ワイルドピッチが高めに抜けた。あれでもうイエローサインかもしれないですね」と振り返った。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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