広島、阪神に連勝し首位ガッチリ 天敵大竹を攻略、森下は1失点完投で9勝目


● 阪神 1 - 5 広島 ○
<18回戦・京セラD大阪>

 快勝の広島は2連勝。貯金は今季最多を更新する「13」となり、セ・リーグ首位の座をガッチリと守った。

 打線は通算0勝8敗と苦手にしている阪神戦先発・大竹に対し2回、5番・坂倉の9打数連続安打(球団タイ記録)となる右前打などで一死二、三塁の好機を作り、7番・堂林が中越えの2点適時二塁打を放ち先制。7回は6番・菊池、続く堂林の連打などで好機を作り、9番・ 會澤の左前適時打で3点目、2番・矢野の左前適時打で4点目を奪い、大竹をマウンドから引きずり降ろした。

 9回は先頭の堂林が猛打賞となる中前打で出塁し、代走・羽月が盗塁を決めチャンスメイク。二死二塁で1番・秋山が左前適時打を放ち、ダメ押しとなる5点目を加えた。

 先発の森下は先制してもらった直後の2回に1点を失うも、3回以降はテンポ良くアウトを奪取。バックも堅い守りで右腕を盛り立てた。9連戦中のチームを助ける9回116球、5安打1失点の力投。今季2度目の完投でリーグ3位タイの9勝目(4敗)を挙げた。

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