鈴木誠也、今永昇太の黒星消す犠飛&7試合ぶりマルチ安打 カブスは最大5点差追いつくも借金返済ならず

CLEVELAND, OHIO - AUGUST 12: Seiya Suzuki #27 of the Chicago Cubs tosses his bat after hitting an RBI sacrifice fly to tie the game during the eighth inning against the Cleveland Guardians at Progressive Field on August 12, 2024 in Cleveland, Ohio. (Photo by Jason Miller/Getty Images)


CLEVELAND, OHIO - AUGUST 12: Seiya Suzuki #27 of the Chicago Cubs tosses his bat after hitting an RBI sacrifice fly to tie the game during the eighth inning against the Cleveland Guardians at Progressive Field on August 12, 2024 in Cleveland, Ohio. (Photo by Jason Miller/Getty Images)

○ ガーディアンズ 9-8 カブス ●
<現地時間8月12日 プログレッシブ・フィールド>

 シカゴ・カブスが最大5点差を追いつく粘りを見せるも惜敗。先発した今永昇太投手(30)は5回7失点の投球で勝敗付かず。鈴木誠也外野手(29)は「3番・右翼手」でフル出場し、一時同点の犠飛を放って今永の黒星を回避した。

 今永は初回、2回裏と三者凡退の好スタート。イアン・ハップの20号2ランで援護を貰った3回裏には、二死から9番ヘッジスに三塁線を破られ初安打を許すも、左翼手ハップの好返球により二塁タッチアウト。打者9人で序盤を終えた。

 3点リードで迎えた4回裏、四球と野手の失策で二死一、二塁のピンチを招くと、5番ネイラーに対して2球で追い込みながらも決め球が定まらず、7球目の外角低めボールゾーンへのスイーパーを右前へ運ばれた。続く6番ノエルにはカウント1-2からボールゾーンへ落としたスプリットをすくい上げられ、7号3ランを被弾。自責点無しで逆転を許した。

 5回裏には1番クワンに13号2ランを被弾。さらに、二死から3番ラミレスのヒットと盗塁でピンチを背負い、4番フライの適時打で失点。再び左翼手ハップの好返球で打者走者からアウトを奪い、この回限りで降板した。

 カブスは5点ビハインドの7回表、二死満塁からニコ・ホーナーの適時打、ダンズビー・スワンソンの走者一掃の適時二塁打で1点差に迫り、さらに8回表、一死二、三塁から鈴木の犠飛で同点とした。しかし、続く8回裏に勝ち越しを許して敗戦。連勝が『4』でストップした。

 この試合の今永は5回81球を投げて7安打、1四球、3奪三振、7失点(自責3)という投球。今季成績は9勝2敗、防御率3.16となっている。

 また、鈴木は4打数2安打、1打点の活躍で7試合ぶりのマルチ安打を記録。今季成績は打率.269、OPS.816に上昇している。

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