鈴木誠也、15号先制弾で日本人右打者記録更新 今永昇太9勝目ならずも、カブスは劇的逆転勝利

KANSAS CITY, MISSOURI - JULY 27:  Seiya Suzuki #27 of the Chicago Cubs celebrates his two-run home run with teammates in the dugout in the first inning against the Kansas City Royals at Kauffman Stadium on July 27, 2024 in Kansas City, Missouri. (Photo by Ed Zurga/Getty Images)


KANSAS CITY, MISSOURI - JULY 27: Seiya Suzuki #27 of the Chicago Cubs celebrates his two-run home run with teammates in the dugout in the first inning against the Kansas City Royals at Kauffman Stadium on July 27, 2024 in Kansas City, Missouri. (Photo by Ed Zurga/Getty Images)

● ロイヤルズ 4-9 カブス ○
<現地時間7月27日 カウフマン・スタジアム>

 シカゴ・カブスが逆転勝利を収め、連敗ストップ。先発した今永昇太投手(30)は6回途中3失点の投球で勝敗付かず。鈴木誠也外野手(29)は「3番・右翼手」でフル出場し、15号本塁打を放った。

 カブスは初回、一死一塁から鈴木が15号2ランを放って幸先良く先制。アメリカン・リーグ最多12勝を挙げているロイヤルズ先発ルーゴのスイーパーを左中間スタンドに運び、今永を援護した。

 先制点の援護を貰った今永は、初回を三者凡退で終えるも、2回裏、6番レンフローに10号ソロを被弾。3回裏には安打と暴投で一死二塁を迎えたが、飛び出した二塁走者を挟殺に仕留め、ピンチを切り抜けた。

 その後4回表、5回表を無安打で終えるも、6回表に2番ウィットJr.の適時打で1点差に。さらに、二死走者無しから4番ぺレスに安打を浴びたところで降板。2番手ジュリアン・メリーウェザーが連打で逆転を許し、今永に3失点目が記録された。

 カブスは直後の7回表、一死満塁のチャンスを作り、代打パトリック・ウィズダムが5号逆転グランドスラム。9回表には代打デービッド・ボテが適時打を放ってダメ押し。代打策が的中し、連敗を3でストップした。

 この試合の今永は5回2/3、87球を投げて6安打、3奪三振、3失点という内容。今季成績は8勝2敗、防御率2.95となっている。

 また、鈴木は4打数2安打、1本塁打、2打点、1四球という内容。MLB通算49本塁打を記録し、城島健司氏を超えて日本人右打者の歴代最多本塁打記録を更新。3試合連続マルチ安打をマークし、今季成績は打率.271、15本塁打、OPS.829としている。

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