パドレス・金河成は古巣で2試合ノーヒット 母国凱旋も悔しいシリーズ閉幕

SEOUL, SOUTH KOREA - MARCH 21:  Ha-Seong Kim #7 of the San Diego Padres hits a sacrifice fly in the first inning during the 2024 Seoul Series game between the San Diego Padres and the Los Angeles Dodgers at Gocheok Sky Dome on Thursday, March 21, 2024 in Seoul, California. (Photo by Daniel Shirey/MLB Photos via Getty Images)


SEOUL, SOUTH KOREA - MARCH 21: Ha-Seong Kim #7 of the San Diego Padres hits a sacrifice fly in the first inning during the 2024 Seoul Series game between the San Diego Padres and the Los Angeles Dodgers at Gocheok Sky Dome on Thursday, March 21, 2024 in Seoul, California. (Photo by Daniel Shirey/MLB Photos via Getty Images)

◆ 母国凱旋の金河成は無安打でソウルシリーズ閉幕

 サンディエゴ・パドレスの金河成(キム・ハソン)内野手(28)が現地時間21日に行われたドジャース戦に「5番・遊撃手」で先発出場。両チーム合わせて唯一の韓国人選手は母国での開幕シリーズを無安打で終えた。

 前日の開幕戦では3打数無安打、四球での出塁のみだった金河成。2戦目は初回、無死一、三塁で第1打席が回ってくると、中犠飛で打点をマーク。母国のファンを沸かせた。

 第2打席は右直、第3打席は四球、第4打席は左飛に倒れた。第5打席では一死満塁の好機を活かせず捕邪飛。そして、9回に迎えた第6打席、この日の最終打席はドジャース6番手J.P.フェヤレイセンの真ん中高めのフォーシームに初球打ちを試みるも、結果はセンターへの平凡なフライ。スイング直後にバットを地面に叩きつけ、悔しさを滲ませた。

 開幕シリーズの金河成は10打席に立ち、7打数無安打、2四球、1盗塁、1打点。KBO在籍時に5シーズン本拠地としてプレーした高尺スカイドームでヒットを打つことは叶わなかったが、最終打席を終えてベンチへ戻る金河成には大きな拍手が送られた。

 金河成は2014年にKBOのネクセン・ヒーローズ(現:キウム・ヒーローズ)でデビューし、7年間プレー。2021年からパドレスへ加入。MLB3年目の昨季は152試合に出場し、打率.260、17本塁打、60打点、38盗塁、OPS.749とキャリアハイの成績を残し、ナショナル・リーグのユーティリティ部門でゴールドグラブ賞を獲得していた。

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