韓国でのMLB開幕戦はドジャースが逆転勝利 大谷翔平・ダルビッシュ有・松井裕樹が出場

SEOUL, SOUTH KOREA - MARCH 20: Shohei Ohtani #17 of the Los Angeles Dodgers hits a grounder in the 5th inning during the 2024 Seoul Series game between Los Angeles Dodgers and San Diego Padres at Gocheok Sky Dome on March 20, 2024 in Seoul, South Korea. (Photo by Chung Sung-Jun/Getty Images)


SEOUL, SOUTH KOREA - MARCH 20: Shohei Ohtani #17 of the Los Angeles Dodgers hits a grounder in the 5th inning during the 2024 Seoul Series game between Los Angeles Dodgers and San Diego Padres at Gocheok Sky Dome on March 20, 2024 in Seoul, South Korea. (Photo by Chung Sung-Jun/Getty Images)

● パドレス 2-5 ドジャース ○
<現地時間3月20日 高尺スカイドーム>

 現地時間20日、MLBの2024年シーズンが韓国・ソウルで開幕。史上初めて韓国で開催されたMLB公式戦はロサンゼルス・ドジャースが逆転勝利を収めた。

 3回表、二死走者無しから大谷翔平が移籍後初安打を放つと、フレディ・フリーマン、ウィル・スミスが連続四球で出塁し二死満塁。しかしマックス・マンシーが空振り三振に倒れ、好機を逸すると、直後の3回裏、パドレスに先制点を与えてしまう。

 続く4回表にジェイソン・ヘイワードが右犠飛を放ち、すぐさま同点に追いつくも、直後の4回裏に再び失点し、勝ち越しを許す。

 自身2度目となる開幕投手を務めたタイラー・グラスノーは5回2失点。その後ライアン・ブレイシア、ダニエル・ハドソンが無失点投球で繋ぎ、1点ビハインドで試合終盤を迎える。

 8回表、無死満塁のチャンスを作り出すと、キケ・ヘルナンデスの左犠飛で再び同点。続くギャビン・ラックスの一二塁間に放った打球で、一塁手クロネンワースのグラブの紐が切れ、捕り損ねる失策で逆転のランナーが生還。さらにムーキー・ベッツ、大谷の連続適時打でリードを広げ、この回一挙4得点。

 8回裏にはジョー・ケリー、最終回はエバン・フィリップスがパドレス打線を封じ、ドジャースが5-2で逆転勝利。韓国での記念すべき一戦を制し、2024年シーズンのスタートを切った。

 パドレスはダルビッシュ有が先発登板し、3回2/3を投げ2安打、3四球、3奪三振、1失点、自責点0。松井裕樹は4番手としてMLB初登板。2/3回を投げ、奪三振とホールドを記録し、無失点で終えた。韓国凱旋となった金河成(キム・ハソン)は3打数無安打、1四球に終わった。

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