投手に対して短期契約が続いているエンゼルス 菅野智之に興味 米報道
米大リーグ公式サイトのジョン・モロシ記者が19日(日本時間20日)、MLBネットワークで、昨年まで大谷翔平が在籍していたエンゼルスが、巨人から海外FA権を行使してメジャー挑戦を表明している菅野智之投手に興味を示しているメジャーリーグの球団の一つと伝えた。
近年、エンゼルスは投手に関して大型補強してこなかった。2年前に左腕のタイラー・アンダーソンが結んだ3年3900万ドル(当時のレートで約58億円)の契約が10年ぶり。2011年12月に左投手のC・J・ウィルソンと5年7750万ドル(同60億円)で契約して以来、先発投手と4年以上の契約を結んでいない状況だけに、35歳の菅野に短期契約ながら触手を伸ばしているのは間違いなさそうだ。
今季、15勝3敗と劇的にカムバックした菅野に対して、先日のGM会議の席上でパドレスのA・J・プレラー編成本部長は興味を示していることを明言。「先発補強はオフの必須項目。まだ代理人とは、連絡を取っていないが、スガノについて我々は協議を続けている」と語ったが、レンジャーズ、ブルワーズ、メッツなど複数の球団が狙っている。ただ、佐々木朗希、C・バーンズ、B・スネルらの大物投手の移籍先が決まって市場が動き出してから一気に、菅野クラスの投手も決まる可能性が高い。
11/20 04:53
スポーツ報知