【オリックス】「負けない男」東晃平投手が4歳年上一般女性と結婚 昨秋から同居 プロポーズは自宅で

一般女性と結婚したオリックス・東晃平と妻、愛犬のイラスト

 オリックス・東晃平投手(24)が結婚していたことが16日、分かった。お相手は4歳上で、同じ兵庫県出身の一般女性。約1年半の交際期間を経て、婚姻届を提出した。

 東が照れまくった。「サプライズが苦手なので、家にいる時に言いました。『結婚しようか?』っていう感じですね…」。昨年秋から2匹の愛犬とともに兵庫県内で同居。「自分の中で(プロポーズは)シーズンで1勝してから、と決めていたので」と覚悟を持って今季に挑んだ。

 今年4月4日の西武戦(ベルーナD)で今季初勝利を挙げ、22年のデビューから先発だけで無傷の8連勝を飾った。これは1942年の藤本英雄(巨人・10連勝)以来、82年ぶり2人目の偉業。自然体で思いを伝えると、守るものが増えたことを実感した。

 食生活から縁起のいい「白」を好み、特に豆腐料理が好物。「鶏料理も好きですし、本当に何でもおいしいです」と妻のサポートに感謝する毎日だ。趣味のゲームは「やりすぎたら、心配されます…」と苦笑いするが、常に自分を正してくれる大切な存在だ。

 育成出身で来季がプロ8年目。今季は10試合で3勝4敗、防御率2・61だった。8月に手術を受けた右肘の経過も良好で、来年2月のキャンプで本格的な投球が再開できる見通しだ。「先発として規定投球回と2ケタ勝利を目標にしたい」。エースの宮城、曽谷らとともに先発の柱を務める構え。オリの「負けない男」に、復活の気配が漂う。

 〇…東はこの日も大阪・舞洲でリハビリに励んだ。「開幕を目指して頑張ります」と目標は手術直後のまま。経過は順調で、当初のプランよりも「早いくらいかも」と明かした。来年2月の春季キャンプは故障者から外れる見込み。例年通りの練習をこなすつもりで「球数(制限)はあるかもしれないけど。(実戦も)少し遅れるくらい」と見据えた。投球スタイルの変化も「それはないです」と完全復活を誓った。

 ◆東 晃平(あずま・こうへい)1999年12月14日、兵庫県生まれ。24歳。神戸弘陵では甲子園出場なし。2017年育成ドラフト2位でオリックスに入団。22年7月に支配下選手登録され、同年8月6日の日本ハム戦でプロ初勝利。23年の日本シリーズでは、球団初となる育成ドラフト出身の先発勝利を挙げた。通算成績は24試合で10勝4敗、防御率2・61。178センチ、90キロ。右投右打。

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