【オリックス】国内FA権行使のソフトバンク石川柊太に交渉解禁即アタック 岸田護監督も直接、熱意伝える
オリックスが国内FA権を行使したソフトバンク・石川柊太投手(32)に即日アタックしたことが15日、分かった。この日からの交渉解禁に合わせ、3年総額5億円以上の大型契約を準備。初交渉には岸田護新監督(43)も同席し、球団全体として最大限の熱意を伝えることに成功したとみられる。
石川の思いをくみ取り、現状のマックスでぶつかった。条件面を十分に整え、特にアピールしたかったのは、先発投手としての期待。新たに指揮する岸田監督も対面し、左の宮城と並ぶエース格として見込んでいることを訴えかけたもようだ。
FA宣言後の残留を認めているソフトバンクだけでなく、巨人やヤクルト、ロッテが調査を進めている状況。交渉と並行し、みずほペイペイで軽めの練習を行った石川は「直接お会いして、お話をしたいというところは、どの球団も同じです」と強調。「どっちだ? となった時に、少しぐらいは、ひかれる部分もあると思う」と、あらためて“刺さる言葉”も判断材料の一つとした。
現場のトップである岸田監督が「直接出馬」し、石川本人と言葉を交わした意味は大きいはずだ。昨年の3連覇から5位に沈んだオリックスにとって、通算56勝右腕はV奪回に絶対不可欠な存在。争奪戦に発展する可能性は高いが、迅速な動きで一歩前へ出た。
11/16 04:00
スポーツ報知