【キューバ】29歳 モンカダは19年MLBで25発…プレミア12ライバル分析

モンカダ

 「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」はすでに開幕し、日本代表は13日のオーストラリア戦(バンテリンD)で初戦を迎える。今大会は昨年3月のWBCとは異なってメジャーリーガーの招集が事実上不可能。各国は“最強メンバー”の編成が厳しい中で、各国内リーグ所属の実力者や若手有望株、実績あるベテラン選手らが名を連ね、世界一を目指す。各国の注目選手を紹介する。

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 キューバは、日本でも活躍するおなじみの選手が多数並んでいる。先発には今季先発に転向して11勝、防御率1・88だったソフトバンク左腕のL・モイネロ投手(28)、救援には43セーブ、防御率1・09で2度目のセーブ王に輝いた中日のR・マルティネス投手(28)、内野には日本ハムで捕手登録のA・マルティネス(28)も選出された。14~23年までロッテ、ソフトバンクの10年間で通算184本塁打を放ったA・デスパイネ外野手(38)、17年に走り打ちで一躍有名になった元ロッテのR・サントス外野手(37)もメンバー入りした。

 さらには今季もメジャーでプレーし、WソックスからFAとなっている29歳のY・モンカダ内野手も入った。今季はメジャーで12試合の出場に終わったが、132試合に出場した19年には25本塁打、79打点、打率3割1分5厘を残した実績もある。10月中旬から韓国、台湾で合宿を行っており、大会へかける気合も十分だ。

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