ドジャースのベッツが来季再び内野に挑戦へ、「おそらく内野に戻る」GM明言 今季は故障後に右翼へ逆戻りも

 ドジャースのムーキー・ベッツ外野手(32)が、来季再び内野に挑戦する計画があると6日(日本時間7日)、テキサス州サンアントニオで行われているGM会議でドジャースのゴームズGMが明らかにした。

 ゴームズGMは「おそらく内野に戻ると思う。もちろん彼はどのようなことも受け入れてくれると思う。でもまだ決まっていないので、これからの話し合いが必要だ。ライト、ショート、セカンドともう少し時間をかけて考えていく」と説明した。

 元々二塁も守ってきたベッツだが、メインは右翼を中心にした外野で、22年前に6度、ゴールド・グラブ賞を獲得している名手でもある。だが、今季はキャンプから内野への本格的な転向に挑戦。当初は二塁を中心にしていたが、開幕直前からはチーム事情もあって遊撃を守る機会が増え、「1番・遊撃」で開幕スタメンに名を連ねた。

 6月に左手を骨折して離脱すると、8月に復帰してからは、再び外野が手薄なチーム事情もあって右翼へ再び戻った。スタメン出場は、二塁が12試合、遊撃が61試合、右翼が42試合だった。

 来季へ向けてドジャースは35歳遊撃手のロハスと1年契約で再契約。二塁には26歳成長株のラックスもいる。さらに今季途中加入してポストシーズンで大活躍だったエドマンは遊撃と中堅を守るユーティリティー。外野にはアウトマン、パヘスら若手も控えている。

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