左肩手術の大谷翔平「術後の経過はいい」来季開幕打者では問題なし GMが状況説明

取材に応じるドジャースのゴームズGM(撮影・一村順子通信員)

 テキサス州サンアントニオで行われているMLBのGM会議で6日(日本時間7日)、ドジャースのゴームズGMが取材に応じて、5日(同6日)左肩手術を受けた大谷翔平投手(30)の現状について説明した。

 ワールドシリーズ第2戦で左肩を亜脱臼した大谷。強行出場を続けてチームは4年ぶりのワールドシリーズ制覇をつかんだが、大谷は左肩の手術を受けて来季に備えることとなった。ゴームズGMは「術後の経過は良好だ」と説明。すでに退院したことを明かし「今後はリハビリのために時間を費やすつもりだ。投げる方の肩(右肩)ではなく、スイングする際も(投手から見て)後ろ側の肩だったことはよかったことだ。来春のキャンプには間に合うだろう。彼が最善の状態で進むための方法だった」と話した。

 来年3月18、19日に東京ドームで行われるカブスとの開幕シリーズ出場について、2年ぶりの投手復帰については「分からない」と不透明であるとしながら、打者での出場については「打撃は大丈夫だと思う。投げることに関しては影響を受けるだろうが、打撃面に関しては良い感触を得ているし、春キャンプにも準備できると感じている」と問題ないことを強調していた。

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