【広島】新井監督「今日は初日だから軽めに」打撃特化型の秋季Cスタート 猛練習で若ゴイはヘトヘト
広島は4日、宮崎・日南市での秋季キャンプをスタートさせた。日没が迫った午後5時まで行った全体練習の最後はロングティーと連続ティー打撃で締めくくった。指揮官は「今日は初日だから軽めに、と思って」と、疲労感たっぷりの若ゴイの姿とは裏腹な言葉で初日を振り返った。
新井貴浩監督が「質はもちろん量も追い求めたい」と掲げた“鍛錬の秋”だ。初日はウォーミングアップ後、午前9時に打撃練習からスタート。約1時間半の実戦形式の守備練習とランチを挟んだ午後1時からは、野手19人が6組に分かれて4時間ノンストップで打撃練習に取り組んだ。
今季はリーグ最低の打率2割3分8厘、52本塁打に終わった打線の底上げは急務。「今からシーズンが始まるわけじゃないから、ギリギリまで追い込める。だから、量は増える。体で覚えていくぞという感じかな」と指揮官。午前中から指揮官の密着指導を受けた19歳・仲田は「フェニックス(リーグ)もきつかったんですけど、それ以上に、自分が思っていた以上にきつかったなと思います」と言って球場を離れるとき、外は真っ暗だった。
11/04 20:24
スポーツ報知