優勝パレードから一夜明けてもグッズショップは大盛況 ドジャースの夢はまだ続く
ドジャースの優勝パレードから一夜明け、世界一の余韻が残るロサンゼルスを中村晃大記者が「見た」。
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まるで“魔法”が解けたかのようだった。1日(日本時間2日)に行われたドジャースの優勝パレードから丸一日が経過。同じ場所に足を運んだが、ロサンゼルスのダウンタウンは日常を取り戻し、ド軍の要素は全くなし。道の端にあった回収待ちの通行止めの看板が唯一の痕跡だった。
だが、熱が残っている場所もある。前日のパレード後に優勝報告会が催されたドジャースタジアム。WSが第7戦までもつれ込んでいれば試合があったが、当然中には入れない。それでも、グッズショップだけは開いている。のぞいてみると、中は大盛況だった。大谷らがパレードでかぶっていた世界一記念のキャップや新しいTシャツも入荷されており、さらに従業員が段ボールから次々と商品を並べていた。「今日買った『CHAMPIONS』と書いてある青いパーカは何度来ても売り切れで買えなかったんだ。今日なら追加で入荷するはずだって聞いてね。やっと買えてうれしい」と現地の熱心な男性ファンも喜んでいた。
日本からWS第6戦を見るために渡米したという女性ファンは「気分だけでも味わいに来ました」と複雑そうな表情だったが、世界一グッズを握りしめて球場を後にした。その後、記者のホテルから車で程近い距離にあるショッピングモールに行ってみると、救援右腕のグラテロルの「ミート&グリート(交流会)」に人だかりができていた。LAの夢はもう少し覚めないのかもしれない。(中村 晃大)
11/04 06:30
スポーツ報知