【巨人】堀田賢慎がレベルアップへ試行錯誤「新しい発見をしながら」ブルペンで阿部監督から助言

ブルペンで阿部慎之助監督(右)からボールの握り方を教わる堀田賢慎(カメラ・相川 和寛)

 巨人の堀田賢慎投手(23)が2日、ジャイアンツ球場の秋季練習でブルペン入りした。

 雨のため室内練習場での練習。回転数や回転軸などデータを計測して数値を確認しながら投げ込んだ。

 途中、阿部監督が背後で熱視線を送り、捕手目線、打者目線もふまえて変化球のアドバイスを送った。

 スライダーをカットボールに改良することを試し、フォークの握りも助言。軌道や球速など打者が嫌がる球質を試行錯誤した。

 今季の堀田は1軍で17登板(うち7試合が先発)して3勝3敗、防御率2・45の成績を残した。

 カットボールについては「スライダーを最初投げていて、まっすぐと全然違うので、まっすぐの軌道に似た変化球をっていうことだと思います」と解釈し、「新しい発見をしながら過ごせたら」と前を向いた。

 「フォークとかをちょっと変えようかなと思っていて。フォークを1軍レベルにすること。どうしたら1軍の打者が反応してくれる球になるか探しています」と試行錯誤してレベルアップすることを誓った。

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