【侍ジャパン】隅田知一郎がライブBPで4奪三振「自分の球は投げられた」

ブルペンで投げ込む隅田知一郎(カメラ・小林 泰斗)

 「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」(11月9~24日)に出場する侍ジャパンの事前合宿が2日、宮崎市清武総合運動公園で行われ、隅田知一郎投手(西武)がライブBPに登板。打者のべ10人に対し、34球を投げ4三振、安打性2本にまとめた。

 時より雨脚が強くなる悪条件の中で、左腕を振った。「左打者に角度のある球を投げられたのでよかった」。直球、チェンジアップ、スライダーなど、持ち球も全て確認し、「自分の球は投げられた」と振り返った。

 今季は9勝10敗、防御率2・76をマーク。侍でも先発候補として期待がかかる。今大会は20秒のピッチクロックや、国際球への対応も課題となるが、「投球間の感覚は短い方だと思うので(20秒は)そんなに影響しないかなと」涼しい顔。「海外の選手はパワーもありますし、日本の選手みたいにミートがある感じでもない。三振をとれるようなパフォーマンスを出せたら」と隅田。本番見据え、着実に調整を進めていく。

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