山形ボーイズ、4番・多田が意地の決勝打 ノーノー負けの屈辱から逆転勝ち…春季全国大会予選
◆第55回日本少年野球春季全国大会・東北南支部予選 ▽1回戦 山形ボーイズ6―2喜多方ボーイズ(10月26日、いわき・南部スタジアム)
来年開催の第55回春季全国大会(3月26~31日・大田スタジアムほか)の東北中央支部予選、東北南支部予選が26日に開幕した。山形ボーイズ(東北南・山形)は初戦を突破した。
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9月の角田商事杯では初戦で郡山にノーヒットノーランを喫した山形が、4番・多田の一振りで嫌な流れを断ち切った。
初回に先制を許し、3回1死までノーヒット。苦しい展開も4回に同点に追いつくと5回2死二、三塁から多田が左中間へ決勝の2点二塁打。「前の2打席で凡退していたので、気持ちで打ちました」。流れを呼び寄せると7回には3番・村上の適時打や押し出し四球などで3点を追加し突き放した。
「逆転してからは声も出て盛り上がった。後半は目指す野球ができた」と白田主将は胸を張る。監督代行の白田和真コーチ(46)は「このような試合を経験できたことは大きい」と選手の成長に期待した。
【山形ボーイズ・登録メンバー】※は主将
▽2年生 ※白田圭、村上嘉威、多田琉生、佐東祢都、岸大惺、奥野温也、穂積羽空、五十嵐至琉、後藤颯佑、林旺志郎、鹿又海聖、渋谷太陽、渋谷努、富田識
▽1年生 佐藤惺太、兼子慎ノ介、鈴木大空、松尾潤芭、吉本海翔、宍戸陽翔、椎名瑛翔
11/02 06:00
スポーツ報知