通算630本塁打誇るレジェンドのケン・グリフィー・ジュニア氏がドジャース・大谷翔平を思いやる
◆米大リーグ ワールドシリーズ第5戦 ヤンキース―ドジャース(30日、米ニューヨーク州ニューヨーク=ヤンキースタジアム)
マリナーズなどで活躍し、殿堂入りしたケン・グリフィー・ジュニア氏が、左肩亜脱臼の負傷を押して出場を続けるドジャースの大谷翔平投手について、歴史的なシーズンのグランドフィナーレにエールを送った。
「実際、ヤンキースはあと3つ勝てばいいのに対して、ドジャーズはあと1つ勝てばいい。ただ、出場すれば、どんな小さなことでもチームの助けになる。(最長で)あと5日か、その後、手術することになるかもしれないけど、とにかく大丈夫だと思う」
試合前フィールドに姿をみせた通算630本塁打のレジェンドは、王手を掛けた大谷に歓喜の瞬間が近いと見ている。ただ、本来の姿ではないバッティングについては、「問題は、外角の球の球威に負けてしまうこと。そこに手を出さなければ、大丈夫。昨日は、そこをスイングして、ファウルになって顔をしかめていたよね」と、心配そうだ。
「でも、彼は競争心の強い男。プレーしたいんだ。実際、破壊的なプレーはできないかもしれないが、ただ、出場して、チームに貢献したいんだろう」と、万全でない中、奮闘する大谷を思いやった。
10/31 09:55
スポーツ報知