ドジャース・フラーティがまさかの2回途中4失点KO 不振のジャッジに浴びた先制2ラン…怪物目覚めたか

◆米大リーグ ワールドシリーズ第5戦 ヤンキース―ドジャース(30日、米ニューヨーク州ニューヨーク=ヤンキースタジアム)

 ドジャースのJ・フラーティ投手(29)が30日(日本時間31日)、3勝1敗で球団4年ぶりの世界一に王手をかけて迎えたワールドシリーズ(WS)第5戦の敵地・ヤンキース戦に先発したが、1回1/3を4安打4失点でKOされた。

 初回。1死から2番・ソトに四球を与えると、続くジャッジに初球を右中間席への先制2ランとされた。ジャッジはWS初本塁打。第1戦から不振が続いていたが、第4戦の8回に生まれた左前適時打で流れが変わったのか、今季58本塁打の怪物を完全に目覚めさせてしまった。フラーティは4番・チザムにも一発を食らい、初回一挙3失点。2回も1死三塁から9番・バードゥーゴに右前適時打を許し、KOとなった。

 本拠地で先発した第1戦では6回に一時逆転の2ランをスタントンに食らったが、6回途中5安打2失点と好投。しかし、敵地で強力打線にのみ込まれた。

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