「エゴがない」「驚くばかり」ドジャースの4番打者が語る大谷翔平、ベッツ、フリーマンのすごさ
◆米大リーグ ワールドシリーズ第5戦 ヤンキース―ドジャース(30日、米ニューヨーク州ニューヨーク=ヤンキースタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が30日(日本時間31日午前9時8分開始予定)、3勝1敗と王手をかけて迎えたワールドシリーズ第5戦の敵地・ヤンキース戦のスタメンに「1番・指名打者」で名を連ねた。勝てばチームの4年ぶり8度目のワールドチャンピオンが決まる大一番。左肩亜脱臼を抱えながらの強行出場にはなるが、2試合連続安打、ワールドシリーズ初本塁打に期待がかかる。
今季のドジャースを引っ張ったのは間違いなく大谷、ベッツ、フリーマンというこれまでにMVP受賞歴のあるMVPトリオ。大谷は54本塁打、130打点で2冠王に輝いて打率3割1分、59盗塁もリーグ2位とシーズンを通して活躍を見せ、ベッツも左手骨折で離脱した期間がありながら二塁、遊撃、右翼と守って、打率2割8分9厘をマークした。フリーマンも安定的な活躍をして、ポストシーズンでは右足首捻挫に悩まされていたが、ワールドシリーズでは、第1戦で逆転サヨナラ満塁本塁打を放つなど4戦連発と存在感を示している。
試合前の会見にはMVPトリオに続く4番に入ることが多いT・ヘルナンデスが出席。3人の存在について問われると「彼らは素晴らしい活躍をして、それぞれのポジションで最高の選手だった」とたたえながら、「彼らの話、行動、仕事ぶり、毎試合の準備を見ると、ただ驚くばかりだ。彼らにはエゴがない。彼らを見て、彼らのようになりたい思うだけで自分ももう少し努力するようになる」と証言していた。
10/31 06:38
スポーツ報知