ドジャース同僚が語る大谷翔平ら「MVPトリオ」のすごみ 全員スーパースターでも「エゴを持ってない」

◆米大リーグ ワールドシリーズ第4戦 ヤンキース―ドジャース(29日、米ニューヨーク州ニューヨーク=ヤンキースタジアム)

 ドジャースのG・ラックス内野手が29日(日本時間30日)、「7番・二塁」で先発出場するワールドシリーズ第4戦の敵地・ヤンキース戦に試合前会見に出席し、大谷翔平投手、M・ベッツ内野手、F・フリーマン内野手の「MVPトリオ」について語った。

 「彼らは誰もエゴを持っていない。3人全員が最終的には勝ちたいと思っているだけで、チームの最終目標はワールドシリーズで優勝することだと分かっているんだと思う。彼ら3人の全員が、野球界で最高の選手であることは明らかだ。それは秘密でも何でもない」とラックスは3人へのリスペクトを示した。

 「フレディ(フリーマン)を見ればそれが分かるだろう。それに翔平も。彼らは骨折したり、手術が必要になるような状況でも、毎日自分の体を危険にさらしてプレーしている。このことは彼らがエゴのないスーパースターであり、ただ勝ちたいだけであることを示している」と続けた。実際、フリーマンはレギュラーシーズン終盤から右足首を捻挫しながら強行出場。大谷もWS第2戦で左肩を亜脱臼したが、出場を続けている。「それが俺たち(ドジャース)を特別なものにしている理由の一部だと思う」とラックスは誇らしそうだった。

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