ドジャース・フリーマンがWS第1戦から復帰へ 右足首捻挫も休養十分 東西名門対決に向けて朗報

オンライン会見を行ったフリーマン

 ドジャースのF・フリーマン内野手が22日(日本時間23日)、オンライン会見に出席し、25日(同26日)に開幕するヤンキースとのワールドシリーズ(WS)第1戦で先発復帰することに自信を見せた。

 レギュラーシーズン終盤に右足首を捻挫しながら、ポストシーズン(PS)でも強行出場を続けている“MVPトリオ”の一角。だが、今PSでは打率2割1分9厘、0本塁打とけがの影響もあって不振となっている。メッツとのリーグ優勝決定シリーズでは第4戦を欠場し、第5戦は先発復帰するも5打数無安打。第6戦は再び欠場していた。しかし、第6戦の休みも含めるとWS開幕まで5日間試合に出場しない日が設けられた。休養十分で「100%出場できると確信している」などと話した。43年ぶりの東西名門対決となるWSでは大谷翔平、ベッツとMVPトリオがそろい踏みすることになりそうだ。

 「走らずに治療だけ受けている日が続くのはとても大きなこと。第6戦に出なかったことで、その日に走らなかったことがすごく助かった。俺は打てるんだが、走るのがつらいんだ。先日は一歩目を踏み出した途端、全てが足首にきて腫れてしまった。足首の状態は毎日良くなっているので、金曜日(25日)に出場する準備はできている。金曜日の時点で自分のベストを出したい」

 同じくオンライン会見に臨んだM・マンシー内野手はフリーマンが欠場した際に代役で一塁を守ってきたが、本職は三塁。「フレディ(フリーマン)は過去10数年に渡って最も安定して毎年3割を打ってきた打者だ。数え切れないほどの二塁打や本塁打を打って、100打点を記録してきた打者なんだ。攻撃面における最も完全な選手の一人である彼が戻ってくれば打順に深みが加わるし、試合のカギになる安打をたくさん打ってきた彼がいることはこのシリーズを迎えるうちのチームにとってどれほど価値があることか言い尽くせないが、俺たちは彼の価値を知っているから、とてもエキサイティングに感じている」と笑顔を見せた。

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