山本由伸がヤンキースとのWS第2戦先発 ロバーツ監督「第6戦の可能性が出る」 負傷者の状態も言及

 ドジャースのD・ロバーツ監督が22日(日本時間23日)、オンライン会見に出席し、25日(同26日)に開幕するヤンキースとのワールドシリーズ(WS)で26日(同27日)第2戦に山本由伸投手(26)を起用することを明言した。勝敗がもつれた場合、11月1日(同2日)の第6戦で起用する考えもあるという。

 また、第1戦にはJ・フラーティ投手に先発を託すことも明かした。メッツとのリーグ優勝決定シリーズ第6戦を右足首の捻挫で欠場したF・フリーマン内野手はWS初戦から復帰できる見込みだが、その他にも左内転筋断裂の遊撃手・ロハスや肋間筋痛のリリーフ左腕・ベシアら負傷者の状態にも言及した。

 指揮官の主な一問一答は以下の通り。

―WSの第1戦の先発がフラーティと発表された。

「ジャック(フラーティ)は我々にとってとてもいい投手だ。山本は第2戦に先発する。この2人の投手に休息などの面からもベストな機会を与え、WSがどのようになるかを見てみる。ジャックは(ポストシーズンを通して)経験を積み、いろんなことを学んでいる。このシリーズ(WS)で先発することはさらに彼の経験となるだろう。(前回の登板は体調が悪かったが)彼は今は健康だし、金曜日(25日)にはいい球を投げてくれることだろう」

―べシアとグラテロルはWSで投げるのか。

「べシアは今日ライブBP(実戦形式)で投げる予定で、グラテロルは明日ブルペンに入る予定。2人とも正しい方向に向かっているが、試合の日になったら(金曜日にロースターを提出する時になったら)判断するという状態だ」

―ジャックの後の投手たちの起用はどうなるのか。

「ブルペンデーの日はあるし、山本が第2戦に先発する。ここ数日で、第3戦以降の投手の起用をどうするかを決める。山本を第2戦に出すことで、第6戦の登板の可能性が出る。そして可能性として、第3戦にはべシアやグラテロルらが入ったブルペンデー、もしくウォーカーを起用することも考えられる」

―ロハスの状態は。

「前進しているが、本来の状態を出せる状態ではないので、多分入らない。現時点では分からない。ラックスは第1戦に出場する見込みだ」

ヤンキースのソトの活躍がすごい。ジャッジよりも危険なのでは。

「彼がア・リーグ優勝決定シリーズで勝利した時よりも危険にならないことを願うよ。彼のような選手は大舞台が大好きだ。出塁させないことが大事になる」

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