右足首捻挫のフリーマンが第6戦も先発出場へ ロバーツ監督が前言撤回 正捕手・スミスも軽症

打撃練習を行うドジャース・フリーマン(カメラ・中村 晃大)

 4戦先勝のナ・リーグ優勝決定シリーズ第6戦は20日(日本時間21日)から再びロサンゼルスに戦いの舞台を戻し、行われる。19日(同20日)はメッツの本拠地・ニューヨークから移動してきた両軍がドジャースタジアムで前日練習と会見に臨んだ。

 右足首を捻挫しながら強行出場を続けているフリーマンは17日(同18日)の第4戦を休養のため欠場するも、18日(同19日)の第5戦で先発復帰。だが、5打数無安打に終わり、ロバーツ監督は第6戦の欠場を示唆していた。しかし、この日の会見で「まだ本人とは話していない。昨日はああ(欠場するかもと)言ったが、考えてみて彼を起用したいと思っている。それが難しければ考え直す」と出場起用に前向きであることを明かした。

 一方で第5戦で途中交代した正捕手のスミスに関して、指揮官は「ミットをはめる方の(左)手にファウルチップが当たったので、念のために変えた。検査では問題なかったので、今日もここにいる。今日グラウンドで打つかどうかは分からないが、明日もいると思う」と軽症を強調。「(正二塁手の)ラックスもまだ100%ではない。明日はスタメンではない」と明かした。4年ぶりのワールドシリーズまであと1勝と迫るが、ギリギリの戦いを強いられることになる。

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