【大学野球】筑波大が連勝でシーズン締め 岡城快生外野手が成長示す一打

筑波大・岡城快生外野手

◆首都大学野球秋季リーグ戦第7週第2日▽筑波大6―1桜美林大(20日・バッティングパレス相石スタジアムひらつか)

 筑波大がリーグ最終カードを連勝で飾った。

 初回に相手投手の失策も絡み2点を先制すると、3―0の6回に岡城快生外野手(3年)が中前適時打を放ち追加点。その後も効果的に得点を挙げて逃げ切った。

 今春リーグは42打数9安打5打点の打率・214と調子の波があった。今夏は自主練で納得するまでバットを振り続けて改善に着手。上体がつっこんでいないかなど横視点からのアドバイスも取り入れることで、今季は試合前時点で36打数14安打8打点、リーグ3位の打率・389と好調を維持し続ける。岡城自身も、「頭を整理して打席には入れていることが好調の要因。インコースを引っ張ってのヒットが増えた」と胸を張る。

 川村卓監督(54)は「右バッターであれだけ打てる人はなかなかいない。成長したな。真っすぐを前でさばいてタイミングが取れるようになった」とその成長に目を細めた。

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