大谷翔平、第4戦の放送禁止ワード絶叫は「もう忘れました(笑)」 第5戦必勝に全集中「1戦目も忘れてる」

会見に臨んだドジャース・大谷翔平投手(カメラ・安藤宏太)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が10日(日本時間11日)、11日(同12日)に行われる地区シリーズ第5戦の本拠地・パドレス戦を前にドジャースタジアムで全体練習を行い、会見に臨んだ。ここまで2勝2敗のタイ。第5戦に勝ったチームがメッツとのリーグ優勝決定シリーズに進む。

 前日9日(同10日)の同第4戦、敵地・パドレス戦では2回に右前適時打を放つなど3打数1安打1打点2四球で8―0の大勝に貢献。ポストシーズン(PS)では感情をむき出しにする場面も目立っており、四球を選んだ4回は2死二塁からT・ヘルナンデスの三塁線の打球を三塁・マチャドがはじいたの見て、大谷は二塁から一気にホームを狙ったが、打球はフェアのジェスチャーをした三塁塁審の左手に当たり、マチャドの元へ。三塁コーチャーの制止を振り切って突入した大谷は本塁で憤死した。ベンチに戻り映像を確認すると、放送禁止ワードとみられる言葉を絶叫。近くにいた同僚らを驚かせた。

 この日、その時のことを聞かれると「もう忘れました(笑い)」と周囲の笑いを誘った。「本当にいいことも悪いこともほとんど忘れているので。(PS初本塁打を放った)1戦目の全体的な感じも忘れてますし、終わったゲームは、短期決戦は特に終わったことは全部が終わった後に振り返ればいいかなと思うので。そんな感じだと思います。本当に明日勝つことだけに全部集中できているのかなと思います」。第2戦で抑えられたダルビッシュ有投手(38)との再戦へ、らしさあふれる答えで必勝を誓った。

ジャンルで探す