ヤンキースに暗雲 ベテラン一塁手リゾが死球受け右手薬指骨折でポストシーズン出場は絶望的

◆米大リーグ ヤンキース4―9パイレーツ(28日・ニューヨーク州ニューヨーク=ヤンキースタジアム)

 ヤンキースのアンソニー・リゾ内野手が28日(日本時間29日)、本拠のパイレーツ戦で、7回に右手薬指に死球を受け、診断の結果、骨折が発表された、と米公式サイトが伝えた。

 ヤンキースのブーン監督は早期の回復に楽観的な姿勢を示しているものの、現地10月5日にスタートする地区シリーズの出場は難しいとしている。

 

 指揮官はまた、リゾがプレーできない場合、カブレラを一塁手で先発起用することを検討すると語った。

 35歳のリゾは今季故障がちでレギュラーシーズン92試合の出場で打率2割2分8厘、8本塁打に終わったものの、ポストシーズンではカブス時代から通算49試合に出場し9本塁打を放つなど、クラッチヒッターぶりを見せていただけに、ヤンキースにとっては痛手となりそうだ。

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