ガーディアンズ・ラミレスが「39―41」 残り1試合で大谷翔平に続く「40―40」へ 1年に2人達成なら史上初

◆米大リーグ ガーディアンズ3―4アストロズ(28日、米オハイオ州クリーブランド=プログレッシブフィールド)

 ガーディアンズのJ・ラミレス内野手(32)が28日(日本時間29日)、本拠地・アストロズ戦に「3番・三塁」で先発出場。初回に一時逆転となる2試合ぶりの39号2ランを放ち、ドジャース・大谷翔平投手(30)に続く「40―40」に王手をかけた。

 1点を追う初回1死二塁。ア軍先発の通算262勝右腕・バーランダーのカーブを捉え、右翼席に運んだ。18年の自己最多に並ぶ39号で40本塁打に王手。すでに自己最多の41盗塁を決めており、偉業にまた近づいた看板選手に本拠地からは大歓声が送られた。

 8回先頭の第4打席は救援右腕・プレスリーから右中間を破る二塁打。5球目から5球連続ファウルで粘り、フルカウントからの11球目を捉えたが、惜しくもフェンスオーバーとはならなかった。

 ガ軍は29日(同30日)のアストロズ戦がレギュラーシーズン最終戦。ラミレスに40号が出れば、史上7人目の快挙となり、史上初の同一シーズン2人の「40―40」達成となる。

 なお、ドジャース・大谷は8月23日(同24日)の本拠地・レイズ戦でサヨナラ満塁本塁打を放ち、史上最速の出場126試合目で史上6人目の「40―40」を達成。今月27日(同28日)終了時点で「54―57」まで記録を伸ばしている。過去の「40―40」を達成した選手は以下の通り。

◇歴代の「40―40」達成者(※大谷の成績は現地27日終了時点)

〈1〉1988年 J・カンセコ(アスレチックス) 42本塁打、40盗塁

〈2〉1996年 B・ボンズ(ジャイアンツ) 42本塁打、40盗塁

〈3〉1998年 A・ロドリゲス(マリナーズ) 42本塁打、46盗塁

〈4〉2006年 A・ソリアーノ(ナショナルズ) 46本塁打、41盗塁

〈5〉2023年 R・アクーニャ(ブレーブス) 41本塁打、73盗塁

〈6〉2024年 大谷翔平ドジャース) 54本塁打、57盗塁

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