【巨人】阿部監督「最高のゲーム」「信じてよかったなと思います」エース菅野&主砲・岡本和でV決めた試合に
◆JERA セ・リーグ 広島1―8巨人(28日・マツダスタジアム)
巨人が広島に勝ち、4年ぶり48度目(1リーグ時代を含む)のリーグ制覇を達成した。阿部慎之助監督は就任1年目での優勝となった。試合は3番・吉川尚輝内野手が4安打、4番・岡本和真内野手が2打席連続の適時二塁打で3打点を挙げるなど16安打で8得点。先発の菅野智之投手は小林誠司捕手との「スガコバ」バッテリーで8回まで投げ6安打1失点、119球の熱投。リーグ単独トップの15勝目を挙げ最多勝も近づいた。
【巨人・阿部慎之助監督の優勝監督インタビュー】
―今のお気持ちからお願いします
「最高でーす!」
―今日も見事なゲーム運びだったんですが、今日のゲーム展開いかがだったでしょうか
「何回も言わせないでいいです」
―すいません、3回あるかなと思ったんですけど。改めて今日のゲームなんですけれども、今年の強さを象徴するようなゲーム運びだったと思うんですが、いかがだったでしょうか
「いや本当にね、全員で行くぞっていうのはね、ずっと言ってきたんで。最高のゲームでしたね。はい」
―エース菅野投手が投げ、そして中軸が打ち、まさに今年を凝縮したようなゲームだったと思うんですが、いかがだったでしょうか
「もう本当その通りでね、信じてよかったなと思います」
―最後は大勢投手をマウンドに送り込みました。このあたりいかがだったでしょうか
「そうですね、うちの抑えですから、最後はね、締めくくるということでいかしていただきました」
―今シーズンなんですが、混戦のセリーグを制しました。まずピッチャー陣。菅野投手を中心に本当にベテランから若手までまとまりましたね
「そうですね。菅野がすごいね、引っ張ってくれてるっていうのは見えてましたし。それにね、戸郷だったり、いろんなピッチャーがね、なんとか切磋琢磨してやってくれたんでね、その結果だと思います」
―野手陣はベテランも、そして中堅もシーズン終盤で若手も。この辺りいかがでしたか
「いや、本当にみんな頑張ってくれたなと思いますし、 やっている選手はね、すごくこのペナントレース苦しかったと思いますし。苦しいチームが1番勝つっていうのはね、 こういうことだなっていうのは実感できました」
―大混戦のセ・リーグでしたが、最後8月末から9月、抜け出した決め手、何が大きかったでしょうか
「チーム力だと思います」
―監督からご覧になって、就任1年目ではありますが今年の選手スタッフ含めてチームの一番良かったところ、どんなところだったでしょうか
「全員同じ方向を向いてキャンプから始まったこと。誰一人そっぽを向かなかったこと。それだと思います」
―ジャイアンツは節目の90周年の年でした。就任1年目、結果を出されました。節目の年に勝つことができた。このあたりいかがですか
「ほっとしてます」
―今だからあれなんですが、正直なところ、就任1年目、原監督からバトンを受け継いで、プレッシャーを含めて感じるところっていうのはあったんでしょうか
「もちろんプレッシャーはありましたし、この場をお借りしてね、あの原さんが…(言葉に詰まる)指導者にね、導いていただいて、良かったなと思います。感謝してます」
―そして、ファンの声援もほんとに1年を通して大きかったと思うんですが、今日も大声援届いてましたか
「そうですね。本当に最高のボルテージの中、選手は幸せだったと思います。本当にありがとうございます」
―最後に2024年のセ・リーグを制しました。選手、スタッフ、原前監督、そしてファンの皆さんに一言メッセージをお願いします
「無事優勝することができて感無量です。今日1日だけは余韻に浸って、まだまだ先がありますんで、それを見据えてしっかりやっていきたいと思いますので、 最後の最後まで熱いご声援よろしくお願いいたします。本当にありがとうございました」
09/28 22:10
スポーツ報知