巨人・菅野、両リーグ最多の12勝目!阿部監督「我慢して抑えてね、よく頑張った」


○ 巨人 2 - 0 中日 ●
<22回戦・東京ドーム>

 巨人の菅野智之が25日の中日戦に先発し、7回1/3を無失点に抑え、12勝目を手にした。

 菅野と中日の先発・大野雄大による投げ合いは、6回まで両投手スコアボードに並べる投手戦。「久しぶりだなという感じで、雄大さんもすごい気合入っていましたし、自分も先にマウンド降りないぞという気持ちで、最後まで投げてやろうという気持ちで投げました」。菅野が0-0の7回、三者凡退に抑えると、その裏、先頭のモンテスがチーム初安打となる安打で出塁し、一死後、坂本勇人が第5号2ランを放った。

 「勇人さんのホームランの時に叫びすぎて、声がつぶれました」と2点の援護をもらった菅野は、先頭のブライト健太を空振り三振に斬って取ったところで降板となった。7回1/3・104球を投げ、5被安打、8奪三振、無失点という投球内容だった。

 菅野は「(坂本の本塁打は)チームにとっても大きいホームランでしたし、ホントに今日は負けられない一戦だったので、この勝利は本当に大きいと思います」と喜んだ。

 阿部慎之助監督は「智之もそうですし、相手の大野君もホント投手戦という、そういう感じだったので、うちもずーっとヒットゼロに抑えられていたんでね、なんか1本出れば多少は変わるかなと思って見ていたぐらい、大野君もよかったので、その中で、智之もヒット打たれましたけど、我慢して抑えてね、よく頑張ったなと思います」と労った。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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