【ヤクルト】高津臣吾監督が見たリーグV巨人の強さ「2本の柱がしっかりしている」「新しい人が刺激を与えた」

高津臣吾監督

 ヤクルト・高津臣吾監督が28日、神宮外苑で取材対応し、リーグ制覇を果たした巨人の強さを語った。

 29日の1試合(神宮)を残し、11勝13敗と負け越しが決定している。主な一問一答は以下の通り。

 ―今季の巨人の強さをどう見たか。

 「先発陣、特に菅野、戸郷というところは非常に大きかったのかなと思いますね。まあ、ジャイアンツの人間じゃないのでわからないんですけど、この2本がしっかりしているというのは、なかなか大きな連敗をしないですし、2人で貯金15ぐらい作っているわけですから。やっぱりこの柱というのがしっかりシーズン通して投げたというのは、大きかったと思います」

 ―巨人と対戦するやりづらさは。

 「やりづらさというか、バランスはやっぱりすごくいいなと思いました。投打のバランスであったり、右左のバランスであったり、それは控えている代打陣、救援陣も含めて、すごくこういろいろなバリエーションで戦えるというのは、非常にバランスの良さを感じましたね」

 ―その辺りも阿部新監督のカラーが出ていた。

 「新監督になってね、いろいろ新しいこともトライしたでしょうし、新しい外国人もケラーを取ったりとか、(ドラフト1位の)西舘投手が前半戦で頑張ったりとか、浅野選手が出てきたりとか、オコエ選手も含めて新しい人がチームに刺激を与えたというのも非常に大きいのかなと思います」

 ―阿部監督1年目ならではの采配や思い切った起用をしてくるなと感じたこと。

 「割とどっしりとした野球をやられたんじゃないかなと感じました。特別、奇襲、奇策というのをやってきたわけではないですし、まあ我々のゲームではそうですけども、年間通して、どっしりと考えたゲームをずっとやられたような感じはしますね」

 ―来年は巨人を倒してV奪回を目指す。ヤクルトとしてはどう戦っていくか。

 「投げ勝たなきゃいけないんだろうなと思います。打ち勝つんじゃなくて、守り勝たなきゃいけない」

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