「すごく素直なバットの出し方をしていた」初練習のチェコ出身選手を巨人・駒田3軍監督が称賛

室内練習場で打撃練習に励む新外国人選手のフルプ(カメラ・岡野 将大)

 巨人と育成選手契約を結んだマレク・フルプ外野手(25)が27日、ジャイアンツ球場で来日後初練習を行った。ティー打撃、フリー打撃で約100スイング。時差ボケが残った状態だったというが、駒田3軍監督は「非常にいい。すごく素直なバットの出し方をしていた」と称賛した。

 午前9時30分に室内練習場に登場し、3軍練習に一部参加した。練習メニューは一任されていたが、ティースタンドに乗せたボールを打つ「置きティー」を居残りで行うなど約2時間、精力的に動いた。若手と会話を交わす場面もあり「エネルギッシュな雰囲気を感じられていい意味で、とてもびっくりした。100%ではないですけど、いい汗をかけました」と、爽やかな笑顔で振り返った。

 チェコ出身選手で初のNPB入り。同国のテレビ番組で取り上げられ、SNSを通じて一夜で1000件以上のメッセージが届いたという。「アリガトウ」と覚えたての日本語で締め、球場を後にした。(内田 拓希)

ジャンルで探す