【中日】立浪和義監督がナインに退任報告 ミーティングでは「勝たせてあげられなくて申し訳ない」と謝罪の言葉も

立浪和義監督

 今季限りでの辞任を表明した中日の立浪和義監督(55)が19日、ナインに退任報告を行った。この日、バンテリンDで行われた全体練習前にロッカー裏でミーティングを行い、「3年間、ありがとう。勝たせてあげられなくて申し訳ない」と謝罪。「野球人生は続く。どんな監督になってもひたむきに」と言葉をかけた。

 現役ドラフトで23年から加入し、2年連続20本塁打をマークした細川は「クビ寸前だった僕を試合に使っていただいて感謝しかない。(監督を)勝たせてあげられなくて申し訳ない」と落胆。防御率リーグトップの4年目・高橋宏は「僕を育ててくれた。結果を出して、あいつを使っていてよかったと思われる選手になりたい」とさらなる飛躍を誓った。

 チームは18日に、7月29日以来の単独最下位に転落した。3年連続の最下位阻止へ、20日からはヤクルトとの2連戦(神宮)に臨む。晴れやかな表情で練習を見守った立浪監督が指揮を執る残り9試合に向けて、選手は「監督のためにも勝てるように頑張ります」と口をそろえた。

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