中日の立浪監督が今季限りで退任表明  3年目、契約最終年も苦しむ

中日の立浪監督(左)=2024年4月

 プロ野球・中日ドラゴンズ立浪和義監督(55)が18日、今季限りでの退任を発表した。

 本拠地のバンテリンドームナゴヤでの阪神タイガース戦に敗れた後、「結果を出せなかったので、自分自身は責任を取って、今年限りで(やめる)」と話した。

 立浪監督は1987年、ドラフト1位で大阪・PL学園高から中日に入団。1年目から内野手として活躍し、新人王を獲得した。ベストナインに2度選ばれるなど中心選手として22年間プレーし、2009年に引退。

 解説者やワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表のコーチを経るなどして、2022年から中日の指揮を執った。だが、昨季まで2年連続セ・リーグ最下位に低迷。今季も、この日の敗戦で負け越しが最多の18に。チームも5位から最下位に転落した。

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