ドジャース先発陣に続く悲劇…チーム内最多勝右腕が今季絶望、昨季11勝右腕はマイナー落ち

◆米大リーグ マーリンズ―ドジャース(18日、米フロリダ州マイアミ=ローンデポパーク)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が18日(日本時間19日午前7時40分開始予定)、敵地・マーリンズ戦のスタメンに「1番・指名打者」で名を連ねた。前日17日(同18日)に5戦、23打席ぶりのアーチを放ち「48発&48盗塁」。2試合連発と6戦ぶりの盗塁で、前人未到「50―50」に前進することが期待される。

 早ければこの日にも12年連続となるプレーオフ進出が決まるドジャース。だが、先発陣の悲劇が続いている。ロバーツ監督は今季チーム内最多勝となる11勝を挙げて現在は右肩を痛めて負傷者リスト(IL)に入っているストーンの今季中の復帰が厳しいことを説明。まだ痛みが残っており投球を再開できておらず、復帰のメドが立っていない。

 さらに昨年デビューして11勝を挙げ、今季の飛躍が期待されたミラーはマイナーに降格。前日17日(同18日)の敵地・マーリンズ戦で2回7安打4失点と乱調するなど、9月に入ってからは3登板連続で4失点以上を喫し、今季は13登板で2勝4敗、防御率8・52と復調の兆しが見えなかった。

 通算212勝のカーショーは、左足親指を痛めてILに入っているが、この日ブルペンで80球以上を投げるなど、少しずつ状態を上げているがプレーオフは迫っている。ビューラーも本調子とは遠く、プレーオフの先発は途中加入のフラーティ、復帰後2試合しか投げていない山本に頼らざるを得ない状況となっている。

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