【巨人記録室】延長戦は今季18度目で6勝6敗6分け 追いついての延長は11試合中8試合で黒星なし

試合は引き分けに終わり、ファンにあいさつをするためにグラウンドに向かう阿部慎之助監督ら (カメラ・堺 恒志)

◆JERA セ・リーグ 巨人2―2DeNA=延長12回=(18日・東京ドーム)

 巨人は延長12回の末、DeNA戦に引き分け。今年の延長戦は18度目で6勝6敗6分けとなった。チームでこれほど延長戦が多いシーズンは、13勝9敗1分けで23度あった14年以来、10年ぶりだ。

 8回に岸田の内野ゴロで同点に追いついた。14年の延長戦は9回までに同点としたのが8度、追いつかれたのは13度(他にスコア0―0で延長戦に突入が2度)だったが、今年は

同点イニング (6)(7)(8)(9)=計

追いつく    -  1  7  3 =11

追いつかれる  -  2  1  2 =5

 終盤の8、9回に追いついたケースが多い(他に0―0の延長戦が2度)。巨人が同点に追いつかれた5試合の勝敗は、1勝3敗1分け(0―0の2試合は1勝1分け)。一方で追いついた試合は4勝3敗4分けと、11試合のうち8試合で黒星なし。終盤に粘りを見せている。(阿部 大和)

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