球宴明け波に乗れない日本ハムに高木氏が苦言「清宮、マルティネス、レイエスとダブっている」


◆ 4試合で1勝1敗2分けと苦しむ状況を打破するために「ぜいたくな悩みだが…」

 日本ハムは30日、オリックスとのカード初戦を延長12回・3-3と勝ち切れなかった。1点を追う打線は4回、松本剛の適時打で同点とする。6回に勝ち越しを許すが、7回に代打・マルティネスの2ランで3-2とリード。しかし8回に追いつかれ延長戦に突入し、試合を決する一打を放てずに終わった。

 球宴明けの4試合で1勝1敗2分けとなかなか波に乗れない日本ハムに対し、30日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』でも苦言が呈された。

 高木豊氏が「Aクラスを狙う中で、後半戦は西武・オリックスと下位のチームと当たっているがちょっとエンジンがかからない」と首をひねると、齊藤明雄氏は「面白いゲームはしてくれるが、今日はあと一本が出ない、1点を守り切れないというゲームだった。マルティネスの本塁打で逆転して、これでいけるかなという感じもしたが、その後だった」と嘆いた。

 さらに高木氏が「一つのポジションを清宮、マルティネス、レイエスとダブっている。DHを合わせても一人余る、そこの使い方を迷っているのかな」と選手層の問題点を指摘すると、笘篠賢治氏も「起用する側からすると難しい」と同調。高木氏は「ぜいたくな悩みだが、そこをきっちり誰を使うのか決めて、迷わない方が良い」と助言を送った。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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