【巨人】優勝マジック点灯も阿部監督は試合後の取材対応なし…今季3度目

DeNAと引き分け、引き揚げる阿部慎之助監督(カメラ・宮崎 亮太)

◆JERA セ・リーグ 巨人2―2DeNA=延長12回=(18日・東京ドーム)

 巨人がDeNAと引き分け、優勝マジック9が初めて点灯したが、阿部慎之助監督は試合後の取材対応を行わなかった。今季3度目となるが、引き分けでは初。過去の2度は手痛い敗戦の後で、チームを引き締め直す「無言のゲキ」の意味合いが強かった。

 【過去2度の対応なし】

◆8月23日 巨人2ー8中日(東京ドーム)

 巨人が中日に痛い星を落として連敗。首位・広島とは2ゲーム差の2位ままだが、3位の阪神とも2差となった。プロ初先発のドラフト1位・西舘勇陽投手が5回4失点で3敗目。打線は初回に2点差を追いついたが、2回以降は沈黙。リリーフ陣も失点を重ねた収穫の少ない敗戦に、阿部監督は試合後の取材対応を初めて行わなわなかった。チームは翌日から4連勝。

◆9月8日 巨人0-8DeNA(東京ドーム)

 巨人は今季18度目の完封負けでDeNAに敗れた。日曜日に登板してきた今季13勝の菅野を10日からの広島3連戦(マツダ)にぶつけるため、ローテーションの谷間となった一戦に先発したメンデス投手が、1/3回で4失点KO。阿部監督が試合後に取材に応じなかったのは今季2度目となった。10日からの広島との天王山には3連勝。

ジャンルで探す