「企画してるやつアホ?」27時間テレビでは脱落者続出…高まる24時間テレビの“酷暑マラソン”への拒否感「苦しんでるランナーの方見て感動するの?」
7月20日18時30分からスタートした『FNS27時間テレビ 日本一たのしい学園祭!』(フジテレビ系)。昨年に引き続き、賞金1000万円をかけた通し企画「100kmサバイバルマラソン」が実施されたが、出場者が次々と脱落し、酷暑のもと行うマラソン企画に批判が殺到する事態となった。
同企画は「100kmの道のりを、必要以上に休憩時間を取らずに走った場合、一体いつゴールできるのか?」を検証すべく、脚力に自信のある18人の芸能人ランナーが集結。生放送開始から一斉にスタートし、ランナーたちは一定のペースで走る先導車を追いかける形で走る。先導車から引き離された参加者は脱落するというルールで、最後の3kmは先導車が外れ、真剣勝負でゴールを目指す。
40kmを走り終えた時点では、参加者18人全員が残っていたが、48km付近で、昨年の女性で唯一完走し、今年の優勝候補だった井上咲楽(24)が急性胃腸炎による脱水症状の疑いでドクターストップがかかりまさかのリタイア。
その後も、60kmで「でんぱ組.inc」の藤咲彩音(28)がドクターストップ、65kmで元サッカー日本代表の駒野友一(42)、「A.B.C-Z」の塚田僚一(37)が、80キロ付近で元サッカー日本代表の太田宏介(36)、お見送り芸人しんいち(39)が脱落。85km地点で脱落した「四千頭身」石橋遼大(27)は自身のSNSで《体力的には全然大丈夫だったのですが、右脚が使い物にならなくなってしまいました》と綴った。
18人中7人が脱落するという過酷な結果を受けて心配の声が上がっているのが、8月31日~9月1日に放送予定の『24時間テレビ47』(日本テレビ系)のチャリティーマラソンだ。走行距離はランナーによって異なるが、100km前後であることが多く、例年1日目の夜にスタートし、2日目の番組放送終了間際にゴールする。1日目の夜出発し2日目の昼にゴールする27時間テレビの企画に比べゆっくりとしたペースで走るとはいえ、こちらについても不安の声が上がる。
『24時間テレビ』の放送は8月後半ではあるものの、東京はまだまだ厳しい暑さが続く時期。昨年の8月31日の最高気温は34.1度、9月1日は33.4度だった。7月21日放送の『シューイチ』(日本テレビ系)では、MCの岩田絵里奈アナがチャリティーマラソンについて、スタート時間を気温が下がってくる夜20時ごろを予定していると説明したものの、2日目には気温が上がる日中も走ることとなる。
また、27時間テレビでは18人の著名人が参加したが、24時間テレビではやす子ひとりがその任を背負うのでプレッシャーもよりかかることが予想される。
『27時間テレビ』の放送前から、ネット上ではすでにランナーを務める元自衛官でお笑い芸人のやす子(25)や、一緒に走る1000人の市民ランナーを心配する声が上がっていた。今回の『27時間テレビ』放送の結果を受けて、ネットやX上ではますます真夏のマラソンに反対する声が高まっている。
《27時間も24時間も猛暑の中マラソン走らせるのやめようよ その内死人が出るよ?》
《フジテレビもだけど来月の日テレの24時間テレビもマラソンありますよね、この暑さの中でマラソンして感動しますか?苦しんでるランナーの方見て感動するの?》
《金田さんのラストスパートくらいから見たけど、見てるこっちがしんどかった。表情もめちゃくちゃ辛そうだったし、倒れるんじゃないかってヒヤヒヤした。ゴール後、元気な姿と声聞けて良かったけど、27時間にしろ24時間にしろいつか本当に亡くなる人出るんじゃないかな…。》
《27時間も24時間もこの酷暑でマラソンやる意味ある? 見ててヒヤヒヤするだけだし 企画してるやつアホなん?》
07/22 18:05
女性自身