『インサイド・ヘッド2』マヤ・ホークらが登壇したUSプレミア開催 制作陣の来日も決定
日本時間6月11日(現地時間:6月10日)に、アメリカ・ロサンゼルスの劇場、エル・キャピタン・シアターにて、『インサイド・ヘッド2』のUSプレミアが開催された。
本作は、どんな人の中にも広がっている“感情たち”の世界を舞台に、主人公の少女ライリーの頭の中にあるヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、ビビリ、イカリの5つの感情たちの物語を描いた作品。最新作では、新たに4つの大人の感情、シンパイ、イイナー、ダリィ、ハズカシが現れ、感情の嵐が巻き起こる。
USプレミアには、ピクサーのチーフ・クリエイティブ・オフィサーのピート・ドクター、本作で初の長編作品の監督を務めたケルシー・マン、プロデューサーのマーク・ニールセンら制作陣に加え、いつでもライリーの幸せを願うヨロコビを演じるエイミー・ポーラー、熱い闘争心の持ち主で一度キレたら誰にも止められないイカリを演じるルイス・ブラック、キライなものやダサイものは断固NGで毒舌な一面もあるムカムカを演じるライザ・ラピラ、いつも怯えているが迫りくる危険には素早く反応するビビリを演じるトニー・ヘイル、そして本作から新たに登場した〈大人の感情〉の1人であり、最悪の将来を想像し、あたふたと必要以上に準備してしまうシンパイを演じるマヤ・ホークら豪華キャスト陣が集結した。
9年ぶりに描かれるライリーと感情たちの物語について、前作で原案・脚本・監督を務めたピート・ドクターは「誰にとっても不安と闘っている瞬間がたくさんあります。僕も経験したことだし、みんなも経験することだと思います。『インサイド・ヘッド2』では、それをとても、楽しく意外な方法で描くことができました」と大絶賛。
〈大人の感情〉のリーダー的存在のシンパイを演じる女優マヤ・ホークは、シンパイと同じオレンジ色の花の刺繍があしらわれた綺麗なドレスを身にまとい会場に登場。自身が演じたシンパイについて「私たちはみんな“シンパイ”を抱えているから、私たちはみんなこのキャラクターに共感できます。だから私が声優を担当できることはとてもクールなことで、世界で一番ラッキーな人だと思いました」と、出演が決まった時の喜びの気持ちとともに明かした。
ケルシー・マン監督は「欠点が“あるにもかかわらず”ではなく、欠点が“あるから”自分を愛してほしいと語る映画を制作したいと思いました。そのメッセージを、僕は世界に向けて伝えたいのです」と、感情の嵐に振り回されるライリーに思わず自分を重ねて共感する本作に込めた思いを語った。プロデューサーを務めたマーク・ニールセンは「『インサイド・ヘッド2』ではライリーの世界を広げ、新しい感情が登場しているけど、とても楽しくて面白いです。とても感動的で、心温まる物語になっています」と、本作の魅力を明かした。
併せて、チーフ・クリエイティブ・オフィサーのピート・ドクター、監督を務めたケルシー・マン、プロデューサーを務めたマーク・ニールセンら制作陣の来日が決定。本作の日本公開に向けて、前作公開時以来9年ぶりの来日となるピートは「日本の人々はピクサーの映画を愛してくれています。それは素晴らしいことですし、本当に嬉しいです」と日本のファンにメッセージを贈っている。
また、「アメリカでは、アニメーションは子供のものだと思われていることが多いですが、日本では違っていて、あらゆる世代に受け入れられています。もちろん子どもたちも作品を見るだろうけど、私たちは子どもに向けてだけじゃなく、大人も楽しめるように映画を作っています」と日本のファンに向けた熱いメッセージを寄せている。
『モンスターズ・ユニバーシティ』などでストーリースーパーバイザーとして実力を磨いてきたケルシー・マン監督は、「大きなスクリーンで、映画館で公開されるのがとても楽しみです。ライリーが成長し、彼女の世界は大きく広がっています。皆さんに観てもらえるのが待ちきれないです!」、『カールじいさんの空飛ぶ家』や『インサイド・ヘッド』『トイ・ストーリー4』など様々なピクサーの名作に携わってきたマーク・ニールセンは5年ぶりの来日について、「日本の皆様がこの映画を観に来てくれることを願うばかりです。もし『インサイド・ヘッド』を気に入ったのなら、この映画もきっと気に入ってくれると信じています」と、日本での公開を心待ちにする気持ちを明かした。
<作品情報>
映画『インサイド・ヘッド2』
8月1日(木) 公開
公式サイト:
https://www.disney.co.jp/movie/insidehead2
(C)2024 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
06/12 13:00
ぴあ