矢島舞美、第1子出産後初の主演舞台で前任の内山理名超えを宣言「やってやるぞという気持ち」

女優の矢島舞美が31日、東京・東池袋のサンシャイン劇場で行われたタクフェス第12弾『夕 -ゆう-』(11月1日より上演)の開幕直前取材に、共演の古屋敬多(Lead)、松本幸大、中村静香、三戸なつめ、浜谷健司、藤田朋子、作・演出・出演の宅間孝行とともに出席した。

本作は、宅間孝行が主宰を務めた劇団・東京セレソンデラックスにて2003年に初演し、2005年と2008年に再演、さらにはタクフェス第2弾として2014年にも上演されており、他の劇団や学生演劇などにも愛される作品で、10年ぶりの上演となる。舞台は長崎県のとある町にある海の家兼民宿「あいかわ」。相川家のヤンキー3兄弟と、女子高生の夕と薫の初恋を描く甘酸っぱい青春ラブストーリー。一見どこにでも、誰にでも経験のあるような青春時代の思い出。そして最後には思いも寄らぬ衝撃の展開が、感動の嵐を巻き起こす。

初日を直前に控えての心境を聞かれると、今年7月に第1子出産し、本作が女優復帰作となる主人公・三上夕役の矢島は「タクフェスの中でも人気の作品と聞いていたので、プレッシャーもあったんですけど、やるからには今までの作品を超えてやりたいという意気込み十分で挑んでいます」と言葉に力を込め、「みんなでいい作品を作っていきたいと思います。全国回りますので、たくさんの方に笑いや涙をお届けできるように頑張りたいと思います」と意気込みを語った。

また、ゲネプロの出来栄えを聞かれた矢島は「まだまだいけますよね! 今日は今日のベストを尽くしましたけど、ここからもっと…」と更なる高みを目指したが、宅間は「今日、大事なところ結構飛ばしていますよ」と暴露して会場の笑いを誘い、「それは言わないでください」と慌てる矢島を横目に、宅間は「もう! ムービーも入ってるというのに」と責め続けたが、矢島は「日々もっともっとよくなっていきます」と前を向いた。

さらに、宅間から「今までのヒロインは錚々たる人たちがいますけど、それと比べて今回はどうなんですか? 前回は内山理名がやってましたけど、内山理名と比べて今の自分はどう思ってるんですか?」と追求された矢島は、「なんか意地悪ですね」と口を尖らせつつ、「やってやるぞという気持ちでいます。(内山理名を)超えます!」と力強く宣言した。

ジャンルで探す