タクフェス第12弾『夕 -ゆう-』上演決定 矢島舞美が復帰作で主演を務める

宅間孝行が作・演出を手掛けるタクフェスの第12弾『夕 -ゆう-』が、11月より上演されることが決定した。

宅間が主宰を務めた劇団・東京セレソンデラックスにて2003年に初演し、2005年と2008年に再演、さらにタクフェス第2弾として2014年にも上演され、他の劇団や学生演劇などにも愛される作品『夕 -ゆう-』の10年ぶりの上演だ。宅間はコメントで「『夕 -ゆう-』が一番好き。沢山の人から言われて来ました。次世代とともに紡ぎ出す新しい『夕 -ゆう-』、80年代の懐かしくも笑える昭和を今でしか見られないメンバーで蘇らせます。是非、見届けてください!」と作品への想いを語った。

舞台は⻑崎のとある町にある海の家兼⺠宿「あいかわ」。相川家のヤンキー3兄弟と、女子高生の夕と薫の初恋を描く甘酸っぱい⻘春ラブストーリーだ。一見どこにでも、誰にでも経験のあるような⻘春時代の思い出。そして最後には思いも寄らぬ衝撃の展開が、感動の嵐を巻き起こす。

主演には、「°C-ute」のリーダーとして活動後、現在は映画、ドラマ、舞台等、俳優として活動中の矢島舞美が決定。三上夕を演じる。先日第1子が誕生したことを報告し、本作が出産後の復帰作となる。

矢島舞美 扮装ビジュアル

タクフェス第12弾『夕 -ゆう-』は、2024年11月から12月にかけて東京、大阪、福岡、名古屋、札幌にて上演される。

<コメント全文>
■作・演出 宅間孝行

『夕 -ゆう-』が一番好き。沢山の人から言われて来ました。
だからこそ自分が出なくても作品は愛されて続けて欲しい。今後、かつての作品に私としては違った形で関わる新世代シリーズが続くであろうかと思います。昨年の『晩餐』しかり。次世代とともに紡ぎ出す新しい『夕 -ゆう-』、80年代の懐かしくも笑える昭和を今でしか見られないメンバーで蘇らせます。是非、見届けてください!

■主演・矢島舞美

タクフェス初参加になります、三上夕役の矢島舞美です。
『夕 -ゆう-』は温かく切なく、どこか懐かしさを感じる甘酸っぱい作品です。
友情と恋心の狭間で揺れ動く葛藤や、複雑な想いを抱えたまま大人になって感じる事……きっと幅広い年齢層の方々が共感し、楽しんでいただけると思います。
ずっと変わらずそこにある⺠宿兼海の家『あいかわ』で時の流れと共に変わって行く登場人物たちの人間関係や成⻑を感じていただけたら嬉しいです。

【あらすじ】
ボディコン、DCブランド、校内暴力、そしておニャン子クラブ。好景気に沸いた1980年代の⻑崎から物語は始まる。

舞台は⻑崎のとある町にある海の家兼⺠宿「あいかわ」。そこに住むヤンキー兄弟、相川欣弥、元弥、雅弥の3人は地元では「⻑崎のキングギドラ」の異名で恐れられていた。

そして、底抜けに明るくて底抜けにおバカな次男坊、元弥こと「もっちゃん」に淡い恋心を寄せる隣に住む幼馴染の三上夕。伝えたいけど伝えられない⻘春の片思い真っ只中!! でも、そんな想いをしらない元弥は夕の親友である高橋薫に夢中、そんでもって薫はというと元弥の親友の塩屋憲太郎に恋をしてたりなんだりするからもう大変! 恋と友情の板挟み。これぞ⻘春! これぞ初恋!! 切ないとはこういう事だ!!!

そして⻘春時代の甘酸っぱい想いを抱えたまま大人になっていく夕たち。それぞれの初恋はどんな結末を迎えるのか、伝えきれず言葉にできなかった想いの行方は……

誰にでも身に覚えのある淡い初恋の思い出。どこにでもあるような平凡なラブストーリー。しかし! だからこそ泣ける!! その想いがわかるからこそ泣ける!!

宅間孝行が恥ずかしげもなく描いた切ない⻘春ど真ん中ラブストーリー。あなたは劇場で今までに聞いた事のない量のすすり泣きを聞くことになる!?

あなたを⻘春時代にお連れしましょう。

<公演情報>
タクフェス第12弾『夕 -ゆう-』

作・演出:宅間孝行
出演:矢島舞美

2024年11月~12月上演

※詳細は後日発表

HP:
http://takufes.jp/bansan2023/

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