中村静香、出演舞台でのセーラー服姿に恐縮「申し訳ない気持ちでいっぱい」 キュートな長崎弁も披露

女優の中村静香が11日、都内で行われたタクフェス第12弾『夕 -ゆう-』の取材会に、宅間孝行、矢島舞美、古屋敬多(Lead)、松本幸大、三戸なつめとともに出席した。

宅間孝行が作・演出を手掛けるタクフェス第12弾『夕 -ゆう-』は、宅間が主宰を務めた劇団・東京セレソンデラックスにて2003年に初演し、2005年と2008年に再演、さらにはタクフェス第2弾として2014年にも上演されており、今回10年ぶりの上演となる。舞台は、長崎県のとある町にある海の家兼民宿「あいかわ」。相川家のヤンキー3兄弟と、女子高生の夕と薫の初恋を描く甘酸っぱい青春ラブストーリーで、最後には衝撃の展開が待ち受けている。

タクフェス初参加の中村が演じるのは、主人公・三上夕(矢島舞美)の親友・高橋薫。「『夕 -ゆう-』に出演するにあたっていろんな方から『あの名作に出るんだね』って連絡をもらうんです。そう言われるたびに、そんな素敵な作品に出られるんだという喜びと同時にプレッシャーも感じています」と心境を語った。

続けて、「宅間さんが細かく丁寧に演出をつけてくださって、キャストの皆さんもすごく前向きで、よりよい作品にしようと一生懸命取り組んでいて、過去の映像も参考にしながら、どうやったらオリジナリティを出せるかと絶賛模索中です。このキャストの皆さんと素敵なものを作ってお届けしたいという意気込みで頑張っていますので、私も皆さんに必死に食らいついて、お稽古に励みたいと思っています」と意気込んだ。

本作は長崎弁での演技となり、関西出身の中村は「音源を頼りにやっています。今稽古場で皆さん普段の雑談も長崎弁でやっていこうと意識してやっていて、『~ばい』とか『ばってん』というのを取り入れてやっています。『ばってん』とか好きですね」とにっこり。「ばってん頑張ってください!」と言われると、「頑張るとよ!」とキュートな長崎弁を披露した。

本作のビジュアルでは制服姿を披露しているキャスト陣。女性陣はセーラー服を身にまとっており、中村は「申し訳ない気持ちでいっぱいです」と恐縮し、三戸は「まだいけるなと思いました。みんないけるよ!」と話していた。

タクフェス第12弾『夕 -ゆう-』は、11月1日~10日 に東京・サンシャイン劇場、11月14日~17日に大阪・梅田芸術劇場、11月20日に長崎・アルカスSASEBO 大ホール、11月23日に福岡・キャナルシティ劇場、11月29日~12月1日に愛知・ウインクあいち大ホール、12月12日に北海道・カナモトホールにて上演。

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