「気持ちわりぃ…」呂布カルマ、ピンク色の駅舎への物言いに波紋。「寛容の気持ちはどこに？」

ラッパーの呂布カルマさんが9月22日、自身のX（旧Twitter）を更新。発信した内容が、波紋を広げています。

「何だこの駅…」

呂布さんは「何だこの駅…気持ちわりぃ…」とつづり、ホームの様子を写した写真を添えて投稿。写真は鳥取県智頭町に位置する智頭急行の恋山形駅で、ハートとピンク色にこだわったデザインとなっており、駅名標もハートマークという徹底ぶり。ホームの壁には鉄道従事者が着用する制服姿をしたオリジナルキャラクター・鉄道むすめの「宮本えりお」が描かれています。

呂布さんの投稿には、「酷い発言」「無駄に喧嘩売らん方がいいよ」「好きだったけど なんか嫌いになった」という声や、ピンク色とハートマークであふれた駅舎に「観光客よぶためにここまで振り切ってんのすごい」「興味が湧いて行ってみたくなりました」という声も上がっています。また、「寛容の気持ちはどこに行ったんだ？」「ACの『寛容』云々のCMに出ていてこの発言はアウト」という意見も寄せられました。

『寛容ラップ』で多様性をPR

呂布さんは2022年度のACジャパンが公開した『寛容ラップ』に出演。多様性を重視した、相手をディスらないラップバトルを展開し、「みんな違うの　当たり前」「ひとり一人に　リスペクト」などの歌詞を歌い上げていたことも、今回の発言の波紋を広げた要因になっている様子。22日のX投稿以降も、「一時的にオタクの豚が集まったとこで一般人の足は余計遠のくだけ」「どいつもこいつも俺と戦ってる気になってんの面白い」など、投稿しています。
(文:石井 有紀)