高野洸ロングインタビューPART4【ドラマ『過保護な若旦那様の甘やかし婚』秘話(後編)】

ドラマ主演と主題歌を担当する高野洸

 人気少女マンガが原作のドラマ『過保護な若旦那様の甘やかし婚』(MBS放送ほか、放送曜日・時間は各局に準じる)に主演。浅草の老舗旅館の若旦那・染谷雪斗を演じている高野洸。5月23日の放送開始と共に、“雪斗にぴったり!”という声がSNSにあふれるほど大きな反響を呼んでいる。さらに、ドラマのエンディング主題歌には、新曲『君という奇跡』(6月12日発売、エイベックス)が流れていて、俳優としてはもちろんアーティストとして魅力も存分に発揮! 高野にとって、初めての恋愛ドラマ主演への挑戦となる『過保護な若旦那様の甘やかし婚』の撮影裏話や、新曲の制作秘話、素顔に迫る“推しにまつわるQ&A企画”など、ロングインタビューで特集します。(全5回の4回目)

────ドラマ『過保護な若旦那様の甘やかし婚』のヒロイン依音は、高野さんから見てどんなところに魅力を感じましたか?

素直で、雪斗から見てもリアクションがすぐに分かるような感情豊かなところが魅力的です。幼いころに優しくしてくれた雪斗のことをずっと思ってきたのに、まさか自分のことを好きになってくれるなんて……という謙虚な姿もすごく性格的に素敵な子だと思いました。

────自分の理想の女性像に、依音は何%くらい近いですか?

えー!?(笑い)。100%以外の答えを言ったら、上から目線すぎませんか!?(笑い)。

────そんなことはないので、大丈夫です(笑い)。あくまで、性格タイプなど、惹かれる部分の違いなので、そこは個人差があって当然ですから100%合致する限りはないかと。

好みですもんね! 90%くらいかな。やっぱり性格の良さが素敵なところだと思います。

────でも充分、一致率が高い数値ですね。

あはは! いや~……こればかりは難しい質問でした(笑い)。

────依音は、人生のどん底のときに雪斗の存在に救われます。高野さん自身は、どん底とまではいかないにしても、これまでの人生でしんどいなと感じた時期はあったりしますか?

小6から芸能活動をしていて、ありがたいことにずっと恵まれた環境でお仕事させていただいているので。もし、しんどいなと思うことがあったとしても、それはどん底といえるほどではないと思っています。もちろん、体力的にキツイなとか精神的にちょっと大変だなと思ったことは、ところどころではあるんですけど。

────ある特定の時期に、この期間は特に大変だったと感じた経験はないということですね。

そうですね。ぼく自身、結構、どんなことでも寝て起きて、1日あれば切り替えられるタイプなんです。もちろん、1日じゃ無理なこともありますけどね。

────悩むことといえば、やはり仕事面が多いですか?

はい。仕事のことが多いかな。そういえば、かなり昔のことではあるんですけど、寝坊してしまって仕事現場に遅刻したことがあったんです。そのときに、マネージャーさんから親に連絡がいって、親から心配されてしまって。それがいちばん辛かったですね。

────福岡にいらっしゃるご両親に、心配をかけてしまったことがつらかったんですね。

そうですね。ぼくは強がりなところがあるので、遠くにいる両親に心配をかけてしまったことは、近くにいたスタッフの方に言われるよりも辛かったです。

────さて、ドラマのタイトルに“甘やかし”というワードがあるので、テーマトークです。自分自身を甘やかしてあげるとしたら、どんなことをしますか?

この期間は大変そうだな……と思うことがあったら、必ずご褒美としてお寿司を食べに行きます。それがいちばんの甘やかし方ですね。

────ちなみに、いちばん好きなネタは?

中とろです(笑い)。

────ちなみに、最近のそのご褒美を実行したのはいつですか?

それこそ、このドラマの撮影が終わったときにご褒美で行きました。地上波で放送されるのは、やはり緊張することなので。ドラマの完成披露舞台挨拶もやらせていただいたんですけど、ドラマの放送よりもそちらのほうがフラットでいられて、緊張はしないんです。もともとトークが苦手なので、最初から上手くはいかないだろう……という未来予測ができているので(笑い)。

────トークに慣れているから緊張しないのではなく、逆にあがいても無駄だから、このままいこう!みたいな感じなんですね(笑い)。

そうです(笑い)。

────ユニークな発想ですね(笑い)。今回、旦那さん役なので、未来の花嫁さん候補に、自分が旦那さんするお勧めポイントをPRするなら、どんなところでしょうか?

そうですね……。優しいところかな? 日頃から、優しいと思います(笑い)。ぼくの父が、本当に優しくて、尊敬しているんです。

────ご両親は理想の夫婦像だったりしますか?

そうですね。ぼくも優しく接して、たまにケンカをすることがあったとしても、穏やかな生活を送るのが理想です。

(PART5に続く)

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