ウィリアム皇太子、タキシード姿でチャリティイベントに 母ダイアナ妃の遺志を引き継ぐ
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イギリスのウィリアム皇太子が、タキシード姿でセンターポイント賞の授賞式に出席し、ホームレスから身を起こし、社会に貢献した人々に賞を授与した。11歳の頃に、母ダイアナ妃とともにホームレス支援センターを訪れた経験のある皇太子は、長年ホームレス問題解決に取り組んでいる。
Peopleによると、現地時間10月16日に開催されたセンターポイント賞授賞式に皇太子が出席し、6部門の受賞者に賞を授与したほか、スピーチを行い、また今年のファイナリストたちと面会したそうだ。
センターポイントでは、毎年支援が必要な若者数千人に対し、宿泊施設の提供や生活スキルの指導、心身の健康問題への取り組み、教育や就職の支援を提供している。かつてはダイアナ妃がパトロンを務め、皇太子も母の遺志を継いで2005年にパトロンに就任。彼はまた、ホームレス問題に取り組む別のチャリティ団体、The Passageのパトロンも務めている。2009年には、ロンドンのストリートで夜を明かすイベントにも参加、40歳の誕生日には、ホームレス支援誌BIGISSUEのインタビューを受け、自ら街頭に立ち販売を行っていた。
王子はスピーチで受賞者を称え、「ホームレス問題が複雑な社会問題であることは間違いありませんが、終わらせるべき課題であり、解決可能である、解決するんだと強く信じています」とホームレス問題解決へ向けて熱意を語り、「解決には構造的な変化が必要です。管理策ではなく、予防策を講じるべきです。全ての若者が、独立し、繁栄していける暮らしに手が届くようにすべきです」と続けた。
また皇太子は公式インスタグラムにて授賞式の様子をシェア。「ホームレスを経験した若者たちの素晴らしい功績を称えます。センターポイント賞の受賞者とファイナリストの皆さんは、多くを克服し、リーダーシップや学業、各コミュニティへの献身を成し遂げました。皆さんおめでとう!!」と綴っている。
引用:「The Prince and Princess of Wales」インスタグラム(@princeandprincessofwales)
10/17 15:30
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