生田絵梨花、昆夏美&木下晴香と今回限りの三重唱「大事な思い出になりました」
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女優の生田絵梨花が16日、都内で行われたミュージカル『レ・ミゼラブル』製作発表記者会見に出席。同じファンテーヌ役を演じる昆夏美、木下晴香と共に歌唱し、その感想を語った。
記者会見には生田、昆、木下のほか、吉原光夫、佐藤隆紀、飯田洋輔、伊礼彼方、小野田龍之介、石井一彰、屋比久知奈、清水美依紗、ルミーナ、三浦宏規、山田健登、 中桐聖弥、加藤梨里香、敷村珠夕、水江萌々子、駒田一、斎藤司、六角精児、 染谷洸太、森公美子、樹里咲穂、谷口ゆうな、木内健人、小林唯、岩橋大も出席した。
本作の原作は、フランス文学の巨匠ヴィクトル・ユゴーが自身の体験を基に、19世紀初頭のフランスの動乱期を舞台に当時の社会情勢や民衆の生活を克明に描いた大河小説。原作の持つ、「無知と貧困」「愛と信念」「革命と正義」「誇りと尊厳」というエッセンスを余すことなくミュージカルに注ぎ込んだ本作品は、1985年のロンドン初演を皮切りに、日本では1987年6月に帝国劇場で初演を迎えた。
生田は2017年~19年にコゼット役、2021年にエポニーヌ役を務め、今回は昆と木下と共にファンテーヌ役を務める。生田は「私はコゼット、エポニーヌに続いて3役目の新しい挑戦をさせていただきます」とあいさつ。「初めて帝劇に立ったのがコゼットのときでしたので、今回クロージング公演ということで、ファンテーヌとしてしっかりかみしめていきたいなと思っております」と意気込みを語った。
この日、生田、昆、木下は3人で「夢やぶれて」を歌唱。伸びやかな歌声と美しいハーモニーを客席に届けた。歌唱の感想を聞かれた昆は「私達の曲の前が飯田さんの『独白』で、本当に素晴らしいお歌だったので、この流れを3人で引き継いで『よっしゃー!』って行ったんですけど、緊張しました(笑)」と告白。「でも3人で歌ったので、とても貴重な経験をさせていただいたなと思いました」と笑顔を見せた。
生田は「私も緊張したんですけど、今回限りの三重唱ということで。本番に入ってしまうともう3人で同じステージに立つことはできないので、私も今日はすごく大事な思い出になりました」とニッコリ。「一緒に緊張を味わって、一緒に終わってハグし合って、チーム感や一体感を今日すごく感じられました」と明かし「終わった今はとても安心感に包まれています。この3人でお稽古に引き続き励みたいと思います」と語った。木下は「この日のために、3人で時間が合えば合わせて…っていう日々を過ごして」と打ち明け「今日も緊張を分け合って、無事に届けることができてうれしく思います」と喜び。「終わった後はすぐに3人でハグをしました」と胸を撫で下ろした。
ミュージカル『レ・ミゼラブル』は、東京・帝国劇場にて12月20日~2025年2月7日(プレビュー公演は12月16日~19日)に上演。大阪・梅田芸術劇場メインホールにて3月2日~28日、福岡・博多座にて4月6日~30日、長野・まつもと市民芸術館にて5月9日~15日、北海道・札幌文化芸術劇場hitaruにて5月25日~6月2日、群馬・高崎芸術劇場にて6月12日~16日に上演。
10/17 04:00
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