ドラえもんの声優・大山のぶ代さん死去 同時期の主要キャラ役は4人が他界 ネットでは「やっぱり淋しいよ」

大山のぶ代さん

 国民的アニメ「ドラえもん」のテレビ朝日版で、ドラえもんの声を26年間務めた声優の大山のぶ代さんが老衰のため都内の病院で死去したことが、11日、分かった。90歳だった。

 テレビ朝日版の「ドラえもん」しずかちゃん役で共演した声優の野村道子は所属事務所を通じて、「いつも心に大山さんへの思いはありました」とコメントを発表した。

 同時期の「ドラえもん」では、2015年にジャイアン役の声優・たてかべ和也さん(享年80)、スネ夫役の肝付兼太さん(享年80)が他界。今年7月にはのび太役の小原乃梨子さん(享年88)が亡くなっていた。

 ネット上では「声優さんの訃報が多いの、やっぱり淋しいよ」「あの頃のドラえもんものび太くんもジャイアン、スネ夫も懐かしい人になってしまったのが悲しいな」「のぶ代さん、のび太くん(小原さん)の後を追うように旅立っていった感じだな…ご冥福をお祈りします」などの声が寄せられている。

 テレビ朝日版の「ドラえもん」は79年にスタート。大山さんは個性的な地声で主人公を演じるなど、たちまち人気を博し、同局の看板番組となった。キャストが一新された2005年3月まで声優を務めた。

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