『虎に翼』「ただいま修羅場からのマージャン大会開催中!」ノリノリの尾野真千子さんナレーションに視聴者「楽しそう」「緩和剤に」「ここだけ見たら何の番組(笑)」

(『虎に翼』/(c)NHK)

8月29日の『虎に翼』

現在放送中の伊藤沙莉さん主演・連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合/毎週月曜~土曜8時ほか)。第22週「女房に惚れてお家繁盛?」の109回が8月29日に放送され、話題になっています。

*以下、8月29日放送内容のネタバレを含みます。

秋山(渡邉美穂さん)の妊娠をきっかけに、女性法曹のためによりよい労働環境を整えたいと寅子は「意見書」をまとめ、桂場(松山ケンイチさん)に提出する。

一方、星家では優未(毎田暖乃さん)の提案で、かつての猪爪家で使われていた番号付きの棚を導入することに。棚作りに朋一(井上祐貴さん)が加わるが、のどか(尾碕真花)だけは冷ややかで――といった話が描かれました。

あらためてあらすじ

日曜日、朝食の場に送れてやってきた星家の長女・のどか。

ひと悶着あった後、やはり家族のようなものになるのは難しいと告げると同時に、寅子と優未に対して「どうしても好きになれないの、この人たちが」と言い放ちます。

対して言葉を失った寅子は優未を伴い、外の空気を吸うといって家を出ていきますが、なぜか優未だけが戻ってきます。

そして「私とマージャンしてください。私が勝ったら私と母の何が好きになれないか正直に話してほしい。解決策を探ってほしい」とのどかに告げ、麻雀での勝負を挑むことに。

ノリノリのナレーションが

「さすが寅子の娘。事態をおもわぬ方向に引っ掻き回します」と尾野真千子さんのナレーションが流れる中、始まった家族マージャン大会。

静かに真剣勝負が繰り広げられていく状況を前に、ナレーションだけが流れていきます。

「ただいま修羅場からのマージャン大会を開催中です」

満貫をツモる優未。すると

「このまま優未の独走か?」

さらにのどかが役満をテンパると

「いやいやのどかも負けていない!」

などとノリノリな尾野さんの声が流れる中、優未がお腹に痛みを覚えてうなだれてしまいます。直後、たい焼きを持った寅子が帰宅。

「え?なんでマージャン?」

と寅子が疑問を呈したのち、さらに苦しそうになった優未をみなが心配したところでドラマは幕を下ろしました。

ネットの声

寅子が驚くのも当然、朝ドラ内で突然始まった麻雀大会。加えて、実況中継さながらの尾野さんのナレーションに驚いた視聴者は多かったようです。

ネットでは「尾野さんのナレが麻雀にぴったり」「麻雀のルールは分からないのだけどナレーションのおかげで優未が勝っていることが分かりました」「尾野さん自身、絶対楽しんでる」「ナレーションでガンガン突っ込んでいくのが緩和剤になっていて有難い」「ここだけ見たら何の番組かと(笑)」といった声があがっていました。

朝ドラ通算110作目となる『虎に翼』は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんがモデル。昭和の法曹界を舞台に、激動の時代を描いたリーガル・エンターテインメントです。

仲野太賀さんや石田ゆり子さん、松山ケンイチさんらが出演し、尾野真千子さんが語りを、脚本は吉田恵里香さんが担当。

主題歌『さよーならまたいつか!』は米津玄師さんが手掛けています。

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