『虎に翼』次週予告。「今も優三さんを愛している」。航一を前に心が揺れ動く寅子。そして女学生・美佐江は「どうして、人を殺しちゃいけないのか」とつぶやき…

第86回より(『虎に翼』/(c)NHK)

現在放送中の伊藤沙莉さん主演・連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合/毎週月曜~土曜8時ほか)。

8月2日放送90回の最後に、第19週「悪女の賢者ぶり?」の予告が放送され、話題になっています。

*以下第90回のネタバレと次週予告の内容を含みます。

<第90回>

判決後、涼子(桜井ユキさん)の店で偶然一緒になった寅子(伊藤沙莉さん)らと杉田(高橋克実さん)たち。

戦争で娘と孫を亡くした杉田。

彼の「戦争を止めることはできなかった」という言葉をきっかけに、航一(岡田将生さん)は戦争中に経験した「ある秘密」を語り始める。

<予告>

「今も優三さんを愛している」という寅子の声が流れる。

笑顔でお互いの手を握る寅子と星航一。

「これからもずっと愛し続けたい」という寅子の声を背景に、優三が写る家族写真を笑顔で手に取る寅子と優未、そして航一。

航一はうれしそうな寅子を複雑な表情で見つめる。

「だから彼以外に誰かを愛したりしてはだめなんです」。

暗い家の戸をそっと閉じる寅子。

赤い腕飾りを手首に付けた女生徒が2人、並んで座っている。

「佐田先生は答えが出せます?」という美佐江の声。

優未を抱きしめながら、はっとした表情を見せる寅子。

美佐江が寅子と向き合う。

そして流れてきたのは「どうして…人を殺しちゃいけないのか」との美佐江の声ーー。

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朝ドラ通算110作目となる『虎に翼』は、昭和の法曹界を舞台に、激動の時代を描いたリーガル・エンターテインメント。

日本初の女性弁護士で後に裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんがモデルで、仲野太賀さんや石田ゆり子さん、松山ケンイチさんらが出演。

尾野真千子さんが語りを、脚本は吉田恵里香さんが担当。主題歌『さよーならまたいつか!』は米津玄師さんが手掛けています。

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